ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマは今季、NBA屈指のスコアラーであるブラッドリー・ビールに次ぐ平均得点を記録している。

先日のシカゴ・ブルズ戦では26得点を記録し、リバウンドだけでなくスコアリングでも覚醒しつつあるクーズマ。

ロサンゼルス・レイカーズ時代はNBAスターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスの影に隠れてしまったものの、クーズマによると、レイカーズではスコアリングする必要がなかったという。

クーズマは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

（レイカーズでメインスコアラーとしてプレイすることは）一度もなかった。

僕たちには偉大な選手たちがいたから、僕の出番ではなかったんだ。

だが、僕にはその能力がある。

リバウンドできるし、プッシュできる。

プレイを指揮することもできる。

僕はどの状況で誰がボールを必要としているのかを理解できる。

そうできるほど高いIQを持っているんだ。

ウィザーズは2連勝でシーズンをスタートしたものの、現地23日にクリーブランド・キャバリアーズに敗れ、今季初黒星を喫した。

とはいえ、若い選手が多いウィザーズはすべての試合が貴重な経験となり、未来につなげていくだろう。

クーズマはその中心としてウィザーズをまとめ、いずれはNBAプレイオフ進出に導くに違いない。

なお、クーズマの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	IND戦	CHI戦	CLE戦
出場時間	34	34	37
得点	22	26	11
リバウンド	13	6	2
アシスト	2	2	3
スティール	0	0	0
ブロック	2	0	2
TO	2	1	0
FG成功率	42.1％ （8/19）	50.0％ （8/16）	50.0％ （4/8）
3P成功率	30.0％ （3/10）	50.0％ （4/8）	50.0％ （1/2）
FT成功率	60.0％ （3/5）	85.7％ （6/7）	50.0％ （2/4）
+/-	+7	+6	-5