カイリー・アービング「ベン・シモンズにチャンスをあげてくれ」
ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ベン・シモンズ擁するブルックリン・ネッツには、チームをNBAタイトル獲得に導く働きが期待されている。
だが、今季4試合を終えた時点で1勝3敗と、期待を裏切る成績にとどまっている。
特に積極的にスコアリングを狙っていないシモンズに批判が集中しているというが、アービングはその状況にうんざりしているのかもしれない。
アービングは試合後、シモンズのパフォーマンスについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
君たちは僕に「ベンはどうだ?」と質問し続けているよね?
彼は2年間プレイしていない。
彼にチャンスをあげてくれ。
僕たちは彼の味方だ。
君たちも彼をサポートしてくれ。
僕たちは彼にポジティブな影響を与えるためにここにいる。
彼にバスケさせるためにここにいるんだ。
アービングはミルウォーキー・バックス戦でシモンズにパスした時、「シュートしろ!」と叫んだ。
だが、シモンズはシュートではなく、デュラントへのパスを選択した。
ネッツと対戦するチームはシモンズがアウトサイドでボールを持ってもチェイスせず、そのぶんインサイドのディフェンスを固めている。
だが、もしシモンズがインサイドでも積極的にスコアリングを狙わないなら、他のチームはシモンズをほったらしにし、デュラントやアービング、他のシューターたちへのマークを強めるだろう。
チームメイトたちからの心強いサポートを得ているシモンズは、現地27日のダラス・マーベリックス戦でスコアリングもできることを証明したいところだ。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 279 |
平均出場時間 | 29.5 | 33.8 |
平均得点 | 5.3 | 15.8 |
平均リバウンド | 5.8 | 8.0 |
平均アシスト | 7.5 | 7.7 |
平均スティール | 0.8 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 3.4 |
FG成功率 | 45.0% | 55.9% |
3P成功率 | – | 14.3% |
フリースロー成功率 | 33.3% | 59.6% |
コメントを残す