ジョエル・エンビードがマーケル・フルツを称賛「彼をトレードしたことに僕は失望していた」
オーランド・マジックのマーケル・フルツは現地1月30日に行われた古巣フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で12得点、10アシスト、4スティール、0ターンオーバーの活躍を見せ、チームを勝利に導いた。
フルツは2017年のNBAドラフト1位でシクサーズに入団。
だが、肩に問題を抱えていたフルツはシクサーズでの2シーズンでわずか33試合の出場にとどまり、トレードでマジックに移籍した。
NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードは当時、フルツをシクサーズにとどめるべきだったと感じていたのかもしれない。
エンビードはマジックに敗れた後、フルツについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
彼がここ(ウェルズファーゴセンター)に戻ってくるのが初めてなんて、本当にクレイジーだ。
だが、僕は常に彼の大ファンさ。
僕たちが彼をトレードで放出した時、僕は失望した。
なぜなら、僕は彼を諦めるには早すぎると思っていたからね。
彼にもそう伝えている。
ジャンプショットがなかったとしても、僕は彼には素晴らしい才能があると思っていたんだ。
フルツはマジックにトレードで移籍した2019-20シーズンにレギュラーシーズン72試合に出場した。
だがその後、再び怪我の問題に見舞われると、2020-21シーズンは8試合、2021-22シーズンは18試合の出場にとどまった。
しかし、今季途中から復帰したフルツは明らかにシュートが改善しており、マジックに欠かせない選手のひとりとして活躍している。
同じく怪我に苦しめられた過去を持つエンビードは、フルツの完全復活を心から喜んでいるに違いない。
なお、フルツの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 30 | 161 |
平均出場時間 | 28.0 | 25.4 |
平均得点 | 12.1 | 11.1 |
平均リバウンド | 3.8 (キャリアハイ) | 3.3 |
平均アシスト | 5.7 (キャリアハイ) | 4.9 |
平均スティール | 1.5 (キャリアハイ) | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.3 | 2.0 |
FG成功率 | 49.0% (キャリアハイ) | 45.8% |
3P成功率 | 34.2% (キャリアハイ) | 27.6% |
フリースロー成功率 | 71.0% | 70.8% |
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