ウェスタン・カンファレンス5位でレギュラーシーズンを突破したロサンゼルス・クリッパーズは、NBAプレイオフ・ファーストラウンドで第4シードのフェニックス・サンズと対戦する。

この試合の鍵を握るのは、やはり両チームのエースであるカワイ・レナードとケビン・デュラントだろう。

だが、レナードによると、デュラントと戦うには彼だけでなく、チームの全員がチャレンジしなければならないという。

レナードはデュラントについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

彼は偉大な選手だ。

だからこそ楽しい。

何年にもわたって支配している彼と戦うんだ。

全員がそのチャレンジを受け入れなければならない。

僕だけではない。

これはチームスポーツだ。

彼はショットを決める。

それがすべてだ。

彼は得意なスポットでプレイし、相手の上からシュートを決める。

キャリアを通してやっている。

すごいと思うよ。

さっきも言ったように、彼は何年もそういったことをやっている。

確率も高い。

左に行ったとしても右に行ったとしても、相手の上からシュートを決めてしまうんだ。

レナードはデュラントと同じくミッドレンジジャンパーを得意とするスコアラーだ。

このシリーズではラッセル・ウェストブルックとデュラントのマッチアップに特に注目が集まっているが、試合を左右するのはレナードとデュラントのスコアリングだろう。

果たして”ミッドレンジマスター”対決はどちらが制するのだろうか？

なお、レナードとデュラントの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・レナード	K・デュラント
出場試合数	52	47
平均出場時間	33.6	35.6
平均得点	23.8	29.1
平均リバウンド	6.5	6.7
平均アシスト	3.9	5.0
平均スティール	1.4	0.7
平均ブロック	0.5	1.4
平均ターンオーバー	1.7	3.3
FG成功率	51.2％	56.0％
3P成功率	41.6％	40.4％
フリースロー成功率	87.1％	91.9％