アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングには、トレードの噂が浮上している。

ヤングは”コーチキラー”としても知られており、これまでコーチと良好な関係を築くことができず、ホークスはチームに安定性をもたらすためにヤングをトレードで放出することを検討していると報じられたが、ヤングはホークスでプレイし続けることを望んでいるのかもしれない。

ヤングはNBAプレイオフ・ファーストラウンドで敗退した後、クイン・スナイダーHCについて次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

クインは未来だ。

彼と共にこの都市にタイトルをもたらす。

僕はそう信じているんだ。

シーズン途中にその職に就くのは大変だ。

選手たちはすでに40試合、50試合、何試合もプレイしているのだから、力を発揮するのは簡単ではない。

彼は僕たちにとって素晴らしい存在になると思うし、僕は彼との未来をすごく楽しみにしている。

（スナイダーHCがいなければ）プレイオフに進出することすらできなかっただろうね。

もっとひどい成績で終えていたかもしれない。

僕たちは未来に集中しなければならない。

過去やシーズン中の出来事、ナンセンスなことを気にすべきではない。

クインがコーチになってすぐ、僕たちは僕たちに何ができるかを見せたんだ。

ヤングはNBAプレイオフで十分なパフォーマンスを見せることができずにいた。

だが、チームに勝利をもたらす3ポイントを決めるなど、重要な場面で結果を残したのも間違いない。

ホークスのフロントオフィスがそれをどう評価するかは分からないが、もしヤングがトレードされないとしても、来季は彼の未来を再確認するシーズンとなるだろう。

果たしてヤングは実績を残し、スナイダーHCと共にホークスのフランチャイズプレイヤーとして名を残すことができるだろうか？

なお、ヤングの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	RS	PO
出場試合数	73	6
平均出場時間	34.8	38.3
平均得点	26.2	29.2
平均リバウンド	3.0 （キャリアワースト）	3.7
平均アシスト	10.2 （キャリアハイ）	10.2
平均スティール	1.1 （キャリアハイタイ）	1.7
平均ターンオーバー	4.1	4.0
FG成功率	42.9％	40.3％
3P成功率	33.5％	33.3％
フリースロー成功率	88.6％	86.0％