デレク・フィッシャーがラッセル・ウェストブルックのベンチ出場について「簡単ではない」
ロサンゼルス・レイカーズは先日行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、NBAスターのラッセル・ウェストブルクをスターターから外し、シックスマンとして起用した。
ウェストブルックがベンチから出場したのは、ルーキーだった2008-09シーズン以降初だ。
シックスマンとしてプレイしたウェストブルックはまずまずの働きを見せたものの、元NBA選手のデレク・フィッシャーはウェストブルックがシックスマンの役割にアジャストできないと感じているのかもしれない。
フィッシャーはウェストブルックのベンチ出場について次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
殿堂入りする選手にとって、使用率が30%台前半~半ばから18~20%に落ちるのは簡単なことではない。
僕の場合、ショットを24本、時には30本撃ち、フリースローラインに8~10回立った。
それによりリズムを維持することができたし、流れの中でのショットを維持することができた。
それが突然、すべてを半分もしくは3分の2に減らさなければならない。
それなのに同じパフォーマンスを期待される。
そううまくはいかないだろうね。
そう指摘した一方で、レイカーズの勝利のために必要なことなら、ウェストブルックはどんな役割でも受け入れなければならないという。
だが、チームにポジティブな影響をもたらす方法を見つけなければならない。
(使用率の低下は)言い訳にはならない。
皆は数字やデータ、パーセンテージについて議論している。
だが、チームの勝利は?
チームとして把握しておかなければならない唯一のパーセンテージは勝率だ。
NBAチャンピオンリングの中に3P成功率は含まれていないんだ。
ウェストブルックは先日、「チームの勝利のためなら犠牲を払うことをいとわない」とし、シックスマンとしての役割を受け入れる姿勢を明らかにした。
だが、試合途中にシックスマンとしてコートに出る役割に慣れるのには時間がかかるだろう。
果たしてウェストブルックはシックスマンとして覚醒し、レイカーズを勝利のチームに変えることができるだろうか?
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