フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、体調不良を抱えながらもニューヨーク・ニックス戦に出場すべく、試合前のシュートアラウンドに参加した。

だが、ティップオフの約15分前にコートを後にし、その後戻ってくることはなかった。

シクサーズを指揮するドック・リバースHCによると、エンビードの体調はまだ回復していないと判断したため、ニックス戦に出場させないことを決定したという。リバースHCのコメントをPhillyVoiceが伝えている。

シュートアラウンドでの彼を見ていたら、まだ苦しんでいるようだった。

コートに立ち、シュートを撃ってみたら、気分が優れなかった。

我々が試合に勝ちたいのは間違いない。

そのためにも彼をコートに出したい。

だが、長期的な目で見なければならない。

だから、彼をプレイさせないのが正しい判断だと思ったんだ。

エンビードは体調不良により3試合連続で欠場中。

NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンも負傷離脱中であるため、シクサーズはタイリース・マキシーをはじめ全員がステップアップしなければならないだろう。

とはいえ、大黒柱のエンビードがこの2日間のオフで健康を完全に取り戻すことを祈りたいところだ。

なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	6	334
平均出場時間	34.5	31.3
平均得点	27.2	26.0
平均リバウンド	9.5	11.3
平均アシスト	3.3	3.3
平均スティール	0.5	0.9
平均ブロックショット	1.2	1.6
平均ターンオーバー	3.7	3.4
FG成功率	53.2％	49.0％
3P成功率	30.0％	33.7％
フリースロー成功率	78.8％	81.0％