カワイ・レナード「ティム・ダンカンがコーチになるとは思わない」
サンアントニオ・スパーズの一員として素晴らしいNBAキャリアを送ったティム・ダンカンは、15度のオールスター選出を誇るNBA史上偉大な選手のひとりだ。
マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントのような派手さは持ち合わせていなかったものの、基礎に忠実なプレイを続け、スパーズで一時代を築いたダンカン。
だが、NBA選手としては素晴らしいキャリアを送ったものの、コーチの仕事に対する意欲はないのかもしれない。
元スパーズのカワイ・レナードは、トマー・アザリー記者とのインタビューでコーチとしてのダンカンについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
トマー・アザリー記者:
「マヌ・ジノビリとティム・ダンカン、コーチされるならどちらが良い?」カワイ・レナード:
「間違いなくマヌを選ぶだろうね」トマー・アザリー記者:
「ティミーが君をコーチすると言ったことはないの?」カワイ・レナード:
「まったくないよ。彼は偉大なバスケットボール選手であり、偉大なリーダーさ。だが、彼がコーチになるとは思わないんだ」
ダンカンは名将グレッグ・ポポビッチHCの下でアシスタントコーチとして働き、ポポビッチHC不在の間は代理としてチームを指揮したことがある。
だが、コーチの仕事はダンカンの肌に合っていなかったのかもしれない。
ダンカンはポポビッチHC引退後にスパーズのヘッドコーチに就任すると噂されたこともあったが、おそらくコーチとしてNBAに戻ってくることはないだろう。
なお、ポポビッチHCは以前、ダンカンについて以下のように語っていた。
彼が残りの人生を通して試合に来ることはないだろうね。
だが、練習には来るし、少年たちの練習を見て回る。
ただ、彼はコーチングに興味がないんだ。
僕は(ヘッドコーチのバトンを渡すことを)諦めた。
彼がここで1年間過ごした時、僕は1週間で諦めた。
彼は我々の何人かとは違い、成熟した知性を持っている。
僕たちは好きでやっているが、彼の興味は他にあるんだ。
彼はバスケットボールだけに縛られているわけではない。
人間は恋に落ちるものだが、バスケットボールは愛してくれない。
友人と家族は君を愛してくれる。
だが、バスケットボールは君を愛さないんだ。
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