クレイ・トンプソンがウォリアーズファンに「ドレイモンド・グリーンがいることに感謝すべき」
昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンはオフシーズン中に若手有望株のジョーダン・プールに強烈なパンチを見舞い、NBAファンから批判された。
ウォリアーズファンでさえもグリーンに批判を浴びせ、一時は「グリーンをトレードで放出すべき」といった声もあがっていたが、グリーンとともに長年にわたってウォリアーズを牽引しているクレイ・トンプソンによると、ウォリアーズファンはグリーンがいることに感謝すべきだという。
トンプソンは盟友グリーンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ドレイモンドは僕が一緒にプレイしてきた中で最も多彩な選手のひとりだ。
彼はどのポジションでもプレイできるし、どのポジションでもディフェンスできる。
試合を読む能力に関しては、彼は僕が一緒にプレイしてきた中で最もスマートな選手じゃないかな。
彼は僕たちにとってポイントガードのようなものさ。
僕、ステフ(・カリー)、JP(ジョーダン・プール)、アンドリュー(・ウィギンス)がボールから離れると、ドレイモンドからオフェンスが始まる。
彼は僕が見てきた中で最もユニークな選手のひとりだ。
彼のスタッツについては何とでも言えるが、彼は勝者だ。
彼はあらゆるレベルで勝っている。
だから、ダブネーションはドレイモンド・グリーンのような選手がいることに感謝すべきだ。
グリーンはウォリアーズにおいて最も重要な選手のひとりだが、グリーンの貢献はスタッツに表れるようなものではない。
NBAレジェンドのチャールズ・バークレーは以前、得点、リバウンド、アシストで一桁の数字にとどまっているグリーンを「トリプルシングルス」と揶揄した。
だが、グリーンとともにプレイしている選手たちはグリーンの重要性を誰よりも理解している。
グリーンにはこれからも批判が飛ぶだろうが、グリーンはウォリアーズを勝利に導くことに専念し、歯車のひとつとしてプレイし続けることだろう。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 19 | 704 |
平均出場時間 | 30.5 | 28.5 |
平均得点 | 8.8 | 8.7 |
平均リバウンド | 6.1 | 6.9 |
平均アシスト | 7.2 | 5.5 |
平均スティール | 0.9 | 1.4 |
平均ブロックショット | 0.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.2 |
FG成功率 | 60.2% | 44.5% |
3P成功率 | 36.4% | 31.6% |
フリースロー成功率 | 69.7% | 71.1% |
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