インディアナ・ペイサーズは先日、トロント・ラプターズとのアウェイゲームを4点差で制した。

NBAオールスターガードのタイリース・ハリバートンが負傷欠場したため、この日はベネディクト・マスリン、アンドリュー・ネムハード、オシェイ・ブリセット、バディ・ヒールド、マイルズ・ターナーがスターターとして出場。

彼らのうちマスリン、ネムハード、ブリセットはカナダ出身のNBA選手だ。

indystar.comによると、カナダ出身の選手が同じNBAチームでスターターとしてプレイしたのは、NBA史上初だったという。

アメリカとカナダの国境近くで生まれたというリック・カーライスHCはラプターズ戦を終えた後、次のようにコメントした。

カナダのバスケットボールにとって歴史的な夜だ。

それがトロントで起こった。

すごくクールだ。

カーライルがNBAドラフトでボストン・セルティックスに指名された1984年当時、カナダ出身のNBA選手はわずか6人だった。

そのうちの3選手は10試合未満の出場にとどまったという。

だが、それから20年後、多くのカナダ出身選手がNBAで主力として活躍することとなった。

近年のNBAはグローバル化し、多くの国でNBA選手が誕生しているが、今後も海外出身のNBA選手が増え、NBAはますますグローバル化するに違いない。