ネッツを勝利に導いたカイリー・アービング「僕たちはこのチャレンジに立ち向かっている」
ブルックリン・ネッツは昨季に続き、今季もアップダウンの激しいシーズンを送っている。
今季はスティーブ・ナッシュの解雇に始まり、アービングに対する出場停止処分もあり、厳しい出だしを強いられたネッツ。
アービングがラインナップに復帰すると快進撃を見せ、イースタン・カンファレンス2位に浮上するも、NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントが怪我で離脱すると、その後4連敗。
現地20日にユタ・ジャズを下し、連敗を止めることに成功したわけだが、アービングによると、今のネッツは選手が一丸となってデュラント不在の期間を乗り越えようとしているという。
アービングはジャズ戦を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は毎晩、自分自身をあのような場所、あのようなゾーンに置こうとしている。
特に勝負がかかった第4Qではね。
ただ、今夜はゲームの始め方が大きな違いを生んだんじゃないかな。
ゲームの終わり方を考えても、僕たちはチームとして成長していると感じた。
良いショットアテンプトにつながったポゼッションがいくつかあったし、それを試合を通して続けることができた。
仲間たちを誇りに思う。
ただの1勝だ。
だが、連敗が続くとすべてが悪い方向に流れてしまい、プレッシャーを感じてしまうことがある。
僕たちはチャレンジに立ち向かっていると思うし、今夜の僕たちはロードでそれを証明したんじゃないかな。
この日のアービングは8本の3ポイントを含む48得点、11リバウンド、6アシスト、4スティールと大爆発し、ネッツを勝利に導いた。
この夏に完全FAになるアービングは長期契約を望んでいると噂されている。
一方のネッツはアービングの過去を踏まえ、リスク回避のために1年プラスプレイヤーオプション、もしくは2年契約を望んでいると噂されているが、アービングがネッツに勝利をもたらすパフォーマンスを続けることができれば、ネッツのフロントオフィスは長期契約を視野に入れるに違いない。
なお、アービングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 645 |
平均出場時間 | 36.8 | 34.2 |
平均得点 | 26.4 | 23.2 |
平均リバウンド | 5.1 | 3.9 |
平均アシスト | 4.9 | 5.7 |
平均スティール | 1.0 (キャリアワースト) | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.2 | 2.6 |
FG成功率 | 48.3% | 47.1% |
3P成功率 | 36.2% | 39.1% |
フリースロー成功率 | 89.6% | 88.3% |
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