トレード市場に名前が出たクリス・ポール「これはビジネス」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングがブルックリン・ネッツにトレードを要求した時、フェニックス・サンズはアービングのトレード先最有力候補の1チームだった。
サンズはNBAオールスターポイントガードのクリス・ポールとベテランフォワードのジェイ・クラウダーをトレードパッケージに組み込んでオファーを出したというが、ポールの名前が出たことに驚いたサンズファンは少なくなかっただろう。
だが、ポールによると、トレード市場で名前が出たことに動揺することはなかったという。ポールのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
これはビジネスだ。
僕はこれ以上にクレイジーなことを見てきた。
ヒューストンからトレードされた時もそうだった。
ただプロとして毎日仕事をするだけだ。
トレードを免除される選手はひとりもいない。
サンズを指揮するモンティ・ウィリアムスHCもポールの名前がトレード市場に出たことに驚き、「このような形でクリスの名前が出されるべきではない」と話したという。
サンズはアービング獲得に失敗したものの、もしNBAオールスターフォワードのケビン・デュラントがトレード市場に出た場合、積極的に獲得を狙うと噂されている。
今後ポールがどうなるかは分からないが、サンズにおいてトレード対象外ではないのは間違いないだろう。
もしサンズが今季十分な結果を残すことができなければ、今年夏のポールにはさまざまな噂や憶測が飛び交うことになりそうだ。
なお、ポールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 1189 |
平均出場時間 | 31.8 | 34.5 |
平均得点 | 13.8 (キャリアワースト) | 18.0 |
平均リバウンド | 4.4 | 4.5 |
平均アシスト | 8.6 | 9.5 |
平均スティール | 1.4 (キャリアワーストタイ) | 2.1 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 2.4 |
FG成功率 | 43.5% | 47.2% |
3P成功率 | 38.9% | 36.9% |
フリースロー成功率 | 82.2% | 87.0% |
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