昨年夏のトレードでNBAオールスターのドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアを放出したユタ・ジャズは、再建期に入ると見られていた。

だが、新加入のラウリ・マルカネンを中心として素晴らしい戦いを繰り広げ、しばらくウェスタン・カンファレンス上位に位置。

しかし、シーズンが進むに連れて黒星がかさみ、現在33勝36敗でウェスト12位にとどまっている。

NBAオールスターに成長したマルカネンは今季のMVP有力候補に挙がっているものの、彼はチームを勝利に導くことだけを考えているようだ。

マルカネンは自身について次のようにコメント。ESPNが伝えている。

僕は責任を持たなければならないが、チャレンジを楽しんでいる。

個々の目標を達成し、試合に勝ち続け、僕は僕の仕事に専念する。

それが理想だ。

僕は毎日努力しているし、理想が実現したらと思うが、どうなるか見てみよう。

一丸となって勝利を掴み、前に進み続けるだけさ。

ホームでトロフィーを獲得するのは確かにクールだが、今はそれが主な目標ではないんだ。

ジャズは現地13日にマイアミ・ヒートに敗れ、今季の成績を33勝36敗とした。

順位はウェスト12位に落ちてしまったものの、同5位ゴールデンステイト・ウォリアーズから12位ジャズまでわずか3ゲーム差であり、ジャズがNBAプレイオフに進出する可能性は十分にある。

もしジャズがNBAプレイオフに進出することができれば、マルカネンの評価はさらに高まるに違いない。

なお、マルカネンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	62	344
平均出場時間	34.4	30.6
平均得点	25.4 （キャリアハイ）	17.2
平均リバウンド	8.5	7.1
平均アシスト	1.8 （キャリアハイ）	1.4
平均スティール	0.6	0.7
平均ターンオーバー	1.9	1.4
FG成功率	50.5％ （キャリアハイ）	45.6％
3P成功率	40.3％ （キャリアハイ）	37.3％
フリースロー成功率	87.0％	85.6％