ベン・シモンズとトレードの可能性は?
ブルックリン・ネッツは現地6日、ダラス・マーベリックスとのトレードでNBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングとベテランフォワードのマーキーフ・モリスを放出した。
ネッツはNBA史上最も高いスキルを持つひとりを失ってしまったものの、NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントいる限りNBAチャンピオンを諦めておらず、さらなるトレードでロスターを強化すると見られている。
では、昨季中のトレードで獲得したベン・シモンズをトレードで放出することはあり得るのだろうか?
larrybrownsports.comによると、シモンズの市場価値は壊滅状態であるため、トレードで放出するのは難しいという。
シモンズはシュートに問題を抱えている。
また、怪我により今季37試合の出場にとどまっていることも、シモンズの市場価値が失われた大きな要因だろう。
シモンズは積極的にスコアリングを狙わないことで批判を浴びているが、デュラントとアービング擁するネッツにおいては大きな問題ではなかった。
だが、アービングがマブスに移籍した今、シモンズにはスコアリングへの積極参加が求められる。
ネッツは2024-25シーズンまで契約を残しているシモンズと心中するしかなさそうだが、シモンズは偉大なスコアラーを失ったネッツをスコアリングでサポートすることができるだろうか?
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 37 | 312 |
平均出場時間 | 27.3 | 33.1 |
平均得点 | 7.4 (キャリアワースト) | 14.9 |
平均リバウンド | 6.5 (キャリアワースト) | 7.9 |
平均アシスト | 6.4 (キャリアワースト) | 7.6 |
平均スティール | 1.4 (キャリアワーストタイ) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 3.2 |
FG成功率 | 56.6% | 56.0% |
3P成功率 | 0% | 14.3% |
フリースロー成功率 | 44.6% (キャリアワースト) | 59.1% |
コメントを残す