アンソニー・エドワーズがロードマネジメントについて「NBAが変えるべきことのひとつ」
近年のNBAでは、主力選手たちの健康を維持するために故意に試合を欠場させることがある。
いわゆるロードマネジメントと呼ばれる施策には賛否両論あるものの、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは現時点で否定的な見方をしていない。
だが、ミネソタ・ティンバーウルブズのNBAオールスター、アンソニー・エドワーズは、ロードマネジメントを快く思っていない模様。
今季全試合に出場しているエドワーズは、ロードマネジメントについて次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
リーグをもっと良くするために変えることがあるとすれば、おそらく選手たちが欠場することだろう。
僕が気に入らない唯一のことがそれだ。
プレイしろ。
80%の状態だとしたら、70%の状態だとしたら、プレイしろ。
僕はあのような形で欠場するのが好きではない。
彼らは1試合欠場しても問題ではないほど金を持っているかもしれない。
試合には姿を現すが、コートには出ない。
僕はすべての試合に出場することにプライドを持っている。
なぜなら、会場に来たファンの中には一度も僕のプレイを見たことがない人がいるかもしれないからね。
僕はプレイするように努めている。
選手たちの怪我を完全に防ぐことはできない。
そのためNBAはロードマネジメントをある程度容認しているものの、「チケットを買って観戦しに来たファンを置き去りにしている」という指摘も少なくない。
レギュラーシーズンの試合数削減も検討されているというが、おそらくロードマネジメントが完全になくなることはないだろう。
NBAはこの問題に対し、今後どう向き合っていくのだろうか?
なお、エドワーズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 61 | 205 |
平均出場時間 | 36.2 | 34.1 |
平均得点 | 24.9 (キャリアハイ) | 21.7 |
平均リバウンド | 5.9 (キャリアハイ) | 5.1 |
平均アシスト | 4.5 (キャリアハイ) | 3.7 |
平均スティール | 1.6 (キャリアハイ) | 1.4 |
平均ターンオーバー | 3.4 | 2.7 |
FG成功率 | 46.4% (キャリアハイ) | 44.0% |
3P成功率 | 36.4% (キャリアハイ) | 35.0% |
フリースロー成功率 | 77.6% (キャリアワーストタイ) | 77.9% |
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