スティーブ・カーHCが不調ジョーダン・プールに「もう少し抑えてプレイしなければならない」
昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズはシーズン後半戦を黒星でスタートしたものの、その後2連勝と盛り返しつつある。
だが、NBAオールスターガードのステフィン・カリー離脱中にウォリアーズを牽引しているジョーダン・プールは、NBAオールスターブレイク後の3試合でFG成功率28.3%、3P成功率21.7%と、著しく調子を落としてしまっている。
この状況を受け、指揮官のスティーブ・カーHCはプールにアドバイスを送った模様。
カーHCによると、プールはチームを勝利に導こうとする意識が強すぎ、肩に力が入りすぎているという。カーHCのコメントをNBC Sports Bay Areaが伝えている。
素晴らしいプレイをするためには、もう少し抑えてプレイしなければならない。
ボールを離し、ボールが返ってくると信じなければならない。
相手がディフェンスをセットアップし、彼を待ち構えている状況では、スコアリングのチャンスは生まれないものだ。
オフ・ザ・ボールでプレイできるようになれば、相手のディフェンスが散らばり、彼はアタックを仕掛けることができるようになる。
もしくは高い位置でスクリーン&ロールを使うのではなく、スピードを活かしてリムに向かってドライブできるようになる。
これは彼だけの問題ではない。
もっとうまくやれるかは我々チームの問題だ。
カーHCによると、ここ最近のプールはショットセレクションに問題があり、1度もパスすることなくショットクロックが十分に残っている状況でシュートを撃ってしまうことが多いという。
ウォリアーズはクレイ・トンプソンの活躍により現在2連勝中だが、NBA連覇を目指すためにはプールの復調が不可欠だ。
果たしてプールは問題を解決してNBA選手としてさらに成長し、ウォリアーズを勝利に導くことができるだろうか?
なお、プールのNBAオールスターブレイク前とブレイク後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | ブレイク前 | ブレイク後 |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 3 |
平均出場時間 | 30.7 | 31.6 |
平均得点 | 20.9 | 15.3 |
平均リバウンド | 2.8 | 2.0 |
平均アシスト | 4.5 | 5.3 |
平均スティール | 0.8 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.3 |
FG成功率 | 44.0% | 28.3% |
3P成功率 | 33.5% | 21.7% |
フリースロー成功率 | 86.0% | 88.2% |
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