50試合出場停止処分の過去を持つギルバート・アリーナス「銃ではなくメンタルの問題だった」
NBAは現在、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが起こした問題を調査している。
もしモラントがNBAチームの施設や飛行機に銃を持ち込んでいた場合、モラントには50試合の出場停止処分が科される場合があるという。
銃の問題による50試合の出場停止処分と聞くと、多くのNBAファンはギルバート・アリーナスの問題を思い起こすだろう。
アリーナスは当時、銃をロッカールームに持ち込んだことによりNBAから50試合の出場停止処分を科された。
だが、アリーナスによると、50試合の出場停止処分を科された理由は銃ではなく、メンタルだったという。
アリーナスは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ロッカールームに銃を持ち込んだことで僕が出場停止処分になったことは一度もない。
NBAは50試合をベンチマークとして使っていた。
真実は、僕が50試合いじめられたということだ。
僕が出場停止処分を科された理由は、チームにとって有害だったからだ。
ジャと同じようにメディアから攻撃された時、僕は感情的に反応してしまった。
何が起こっているのか知らないにもかかわらず僕の人格が攻撃されたようなものだったから、僕はあのように反応してしまった。
つまり、メンタルの問題で出場停止処分を科されたんだ。
僕はNBAが状況を再評価するまで出場停止となった。
それらすべては僕をメディアから遠ざけるためだった。
なぜなら、1試合や2試合ではすまないほど話が大きくなりすぎてしまったからね。
(前NBAコミッショナーのデイビッド・スターンに)こう言われたんだ。
「君が50試合の出場停止処分を受け入れなければ、我々は君の契約に手を出す」とね。
当時の僕はアディダスとの契約を失ったばかりだった。
彼に「君がこの件で戦うつもりなら、我々は君の契約を取り上げる」と言われたんだ。
アリーナスが持ち込んだ銃は装填されていなかったが、無免許で銃を所持していたことにより、2年間の保護観察と30日間の懲役を命じられた。
アリーナスによると、彼の問題とジャ・モラントの問題は別物だというが、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは果たしてどう対処するのだろうか?
なお、モラントの離脱期間についてはNBAの調査結果を受け、シルバーが決定すると報じられている。
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