シーズン中のトレードでダラス・マーベリックスに移籍したNBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは、この夏に完全FAになる見込みだ。

マブスはトレード期限後に低迷し始めたため、アービングとの再契約については賛否あるが、アービングはマブスの一員としてリベンジしたいと考えているのかもしれない。

fadeawayworld.netによると、NBA界隈では「アービングがマブス残留を望んでいる」という噂が広まっているという。

マブスにとって今季は失敗のシーズンだったと言えるだろうが、アービングに責任があるわけではない。

むしろアービングはマブスを牽引するパフォーマンスを見せていたと言えるだろう。

マブスのゼネラルマネージャーを務めるニコ・ハリソンはそう感じ、NBAオールスターデュオのアービングとルカ・ドンチッチを中心としたロスターに再構築することを先日示唆した。

いずれにせよ、マブスにとってこの夏は来季以降に向けた重要な時間になりそうだ。

なお、アービングのトレード前とトレード後のスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	40	19
平均出場時間	37.0	37.8
平均得点	27.1	26.7
平均リバウンド	5.1	5.1
平均アシスト	5.3	5.9
平均スティール	1.0	1.2
平均ターンオーバー	2.3	1.8
FG成功率	48.6％	51.0％
3P成功率	37.4％	37.7％
フリースロー成功率	88.3％	94.6％