完全FAになるニコラ・ブーチェビッチ「ブルズを優先するがフロントオフィス次第」
デマー・デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチ擁するシカゴ・ブルズは、NBAプレイオフに進出することができなかった。
この結果を受け、ブルズはロスターを動かす可能性があるが、注目されるひとつはこの夏に完全FAになる元NBAオールスタービッグマンのブーチェビッチの去就だろう。
では、ブーチェビッチはどう考えているのだろうか?
ブーチェビッチは現地15日、自身の去就について次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
ブルズ(との再契約)を優先する。
僕はここに戻ってきたい。
だが、フロントオフィス次第だ。
もし必要ならマーケットを試す。
フリーエージェンシーにはいろんな要素がある。
特に僕のキャリアのこの段階では、大金を稼ぐことだけが重要というわけではない。
チームにフィットすること、勝利のチャンスがあること、家族に合っていることが重要だ。
6月に3人目が生まれるんだ。
ブーチェビッチはアウトサイドシュートがある貴重なビッグマンだが、ディフェンスについては高い評価を得ていない。
つまり、リムプロテクターを探しているブルズがブーチェビッチとの再契約を見合わせる可能性は十分ある。
だが、もしブルズが再契約をオファーしないとしても、ブーチェビッチには多くのNBAチームが関心を持つだろう。
果たしてブーチェビッチは来季どのNBAチームのユニフォームを着てプレイするのだろうか?
なお、ブーチェビッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 82 | 823 |
平均出場時間 | 33.5 | 31.1 |
平均得点 | 17.6 | 17.0 |
平均リバウンド | 11.0 | 10.5 |
平均アシスト | 3.2 | 2.8 |
平均スティール | 0.7 | 0.9 |
平均ブロック | 0.7 (キャリアワーストタイ) | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.7 |
FG成功率 | 52.0% | 49.6% |
3P成功率 | 34.9% | 34.8% |
フリースロー成功率 | 83.5% | 76.4% |
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