アンソニー・デイビス「ウォリアーズのために準備できることはない」
ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは現地2日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦で30得点、23リバウンド、4ブロックショットとモンスター級のパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。
だが、NBA史上最高の3ポイントシューターであるステフィン・カリーを中心としたウォリアーズは危険なチームであり、今後もひとつの油断が命取りとなるだろう。
しかし、デイビスに抜かりはないようだ。
デイビスは第1戦を制した後、ウォリアーズについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
君たちも彼ら(ウォリアーズ)のことは分かっているよね。
彼らのために準備できることはない。
彼らには一貫したセットプレイがなく、ランダムでプレイすることが多い、
僕たちはそれをコントロールされたカオスと呼んでいる。
僕はチームメイトたちにこう伝えていたんだ。
「十分に休み、しっかり栄養を取れ」とね。
なぜなら、これは陸上競技のようなものなんだ。
彼らにはステフ、クレイ(・トンプソン)、JP(ジョーダン・プール)がいる。
彼らが動きを止めることはない。
だから、僕たちは試合開始から走らなければならない。
帰って映像を見直すよ。
ただ、素晴らしい第1戦だった。
ホームコートを奪わなければならない。
このチームはディフェンディングチャンピオンだ。
彼らはSAC(サクラメント・キングス)とのシリーズを0勝2敗で始め、2勝2敗にし、3勝2敗にし、ステフの50得点ゲームで締めた。
彼ら相手にセーフティーリードはない。
彼らは急に当たり始める。
だが、僕たちはこのアリーナで勝てるというマインドを持って臨んでいる。
僕たちは何も準備しなかった。
ここに来て、このゲームを奪った。
僕たちはこのチームにできることを分かっているんだ。
デイビスが素晴らしいパフォーマンスを見せた一方で、相棒のレブロン・ジェイムスはFG成功率37.5%(9/24)、3P成功率12.5%(1/8)にとどまった。
だが、それでも勝利できたのはポジティブな結果と言えるかもしれない。
果たしてデイビス擁するレイカーズは第2戦も制し、カンファレンスファイナル進出に向けて弾みをつけることができるだろうか?
なお、デイビスの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 7 |
平均出場時間 | 34.0 | 37.4 |
平均得点 | 25.9 | 22.1 |
平均リバウンド | 12.5 (キャリアハイ) | 15.0 |
平均アシスト | 2.6 | 2.4 |
平均スティール | 1.1 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均ブロック | 2.0 | 4.3 |
平均ターンオーバー | 2.2 | 2.1 |
FG成功率 | 56.3% (キャリアハイ) | 50.4% |
3P成功率 | 25.7% | 27.3% |
フリースロー成功率 | 78.4% | 86.5% |
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