ローテーション復帰で評価を取り戻したダンカン・ロビンソン「何度も挫折を味わってきた」
マイアミ・ヒートのダンカン・ロビンソンはNBAキャリア5年目の今季、十分なパフォーマンスを見せることができずにいた。
レギュラーシーズン中は3P成功率32.8%にとどまり、ローテーションから外されてしまったロビンソン。
だが、NBAプレイオフでタイラー・ヒーローが負傷離脱すると、ローテーションに復帰したロビンソンは精度の高い3ポイントシュートでチームのNBAファイナル進出に貢献。
ロビンソンはチームの躍進に貢献できていることを嬉しく思っているという。
ロビンソンは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
キャリアを振り返ってみると、僕は何度も挫折を味わってきた。
正直言うと、それが僕のキャリアのストーリーだ。
挫折が続き、躍進し、再び挫折が訪れる。
僕は自分のショットを信じることを学んだ。
この旅が真っ直ぐな道ではないことを理解したんだ。
ロビンソンの契約は2025-26シーズンまで残っている。
だが、契約最終年のサラリー1988万8000ドルのうち、保証されているのは988万8000万ドルのみ。
今季レギュラーシーズン70試合以上に出場し、かつ平均出場時間25分以上を得たうえ、NBAプレイオフの75%の試合に出場し、かつ平均25分以上プレイしていれば、契約最終年のサラリーは完全保証されるが、残念ながら条件をクリアすることはできなかった。
だが、ロビンソンにとってこのNBAプレイオフは、シューターとしての自信と評価を取り戻す大きな機会になったと言えるだろう。
バウンスバックできる力があることを知ったロビンソンは、来季を飛躍のシーズンとするに違いない。
なお、ロビンソンの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 42 | 22 |
MP | 16.5 | 18.2 |
PTS | 6.4 | 9.2 |
TRB | 1.6 | 1.4 |
AST | 1.1 | 1.6 |
STL | 0.3 (キャリアワーストタイ) | 0.4 |
TO | 0.7 | 0.8 |
FG% | 37.1% (キャリアワースト) | 48.0% |
3P% | 32.8% | 44.5% |
FT% | 90.6% | 87.5% |
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