ジェイムス・ハーデンとシクサーズの関係が悪化か?
元NBAオールスターポイントガードのジェイムス・ハーデンは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した。
ハーデンはシクサーズとの大型契約を望んでいたものの、シクサーズから提示された内容はハーデン陣営が納得できるようなものではなく、ハーデンは「軽視されている」と感じ、トレードを要求したと見られている。
一方、シクサーズのバスケットボールオペレーション部門代表をダリル・モレーは、ハーデンに残留を求めている報じられている。
だが、この状況が続いた場合、事態は泥沼化してしまうかもしれない。
larrybrownsports.comによると、トレードが実現しない日々が続いた場合、ハーデンとシクサーズの関係がますます悪化してしまう恐れがあるという。
シクサーズにハーデンをトレードで放出する意思がまったくないわけではないのかもしれない。
だが、シクサーズは他のNBAチームに対して相当な見返りを要求しており、シクサーズにオファーを出したNBAチームは「不当な要求」と感じ、トレードを見合わせている。
しかし、モレーが簡単に妥協することはないだろう。
それはベン・シモンズの一件でも証明されている。
ハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいるというが、モレーが妥協しない限り、ハーデンの望みが叶う可能性は低いと言えそうだ。
いずれにせよ、ハーデンが飼い殺し状態とならないことを祈りたい。
なお、ハーデンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 1000 |
平均出場時間 | 36.8 | 34.8 |
平均得点 | 21.0 | 24.7 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.6 |
平均アシスト | 10.7 | 7.0 |
平均スティール | 1.2 | 1.5 |
平均TO | 3.4 | 3.7 |
FG成功率 | 44.1% | 44.2% |
3P成功率 | 38.5% | 36.3% |
FT成功率 | 86.7% | 86.0% |
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