ジョシュ・ハートがオプション行使でニックス残留を決断した理由とは?「チームを助けるため」
昨季中のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズからニューヨーク・ニックスに移籍したジョシュ・ハートは、来季のプレイヤーオプションを行使してニックスに残留した。
ハートはオプションを行使すれば、より大きな契約を手にできる可能性があった。
では、なぜハートは大金を手にするチャンスを活かさなかったのだろうか?
ハートによると、ニックスがロスターの構築に資金を使うことができるようにするためにオプションを行使したという。ハートのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
難しい決断だった。
僕はニューヨークに残りたかった。
このチームができる限り最高のチームになり、競えることができるチームになれるように手助けしたかったんだ。
オプトインしたことは、間違いなくチームを助けるためだった。
ニックスは現在までのところ、ロスターをほとんど動かしていない。
唯一の大きな動きを挙げるなら、昨季をゴールデンステイト・ウォリアーズで過ごしたドンテ・ディヴィンチェンゾを獲得したことだろう。
今後はエバン・フォーニエのトレードに注目が集まるところだが、ハートはニックスのために全身全霊で戦い、FAになる来年夏に大型契約を勝ち取るに違いない。
なお、ハートのニックス移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 25 | 372 |
平均出場時間 | 30.0 | 28.3 |
平均得点 | 10.2 | 9.8 |
平均リバウンド | 7.0 | 6.2 |
平均アシスト | 3.6 | 2.4 |
平均スティール | 1.4 | 1.0 |
平均TO | 1.5 | 1.2 |
FG成功率 | 58.6% | 46.5% |
3P成功率 | 51.9% | 35.0% |
FT成功率 | 78.9% | 74.1% |