レイカーズがアンソニー・デイビスに大型延長契約を提示した理由とは?エージェントのリッチ・ポール「怪我はあったが怠慢ではない」
NBAスターのアンソニー・デイビスは現地4日、ロサンゼルス・レイカーズと3年1億8600万ドルの延長契約で合意したと報じられた。
デイビスは2020年にレイカーズをNBAチャンピオンに導いた偉大な選手のひとりだが、それ以降は怪我による長期離脱が相次いでいるため、「延長契約を急ぐべきではない」などといった声も少なくなかった。
だが、延長契約を結べるようになった当日に、k大型延長契約を結ぶ運びとなった。
デイビスのエージェントを務めるクラッチスポーツのリッチ・ポールによると、レイカーズの組織はデイビスの怪我の歴史ではなく仕事に対する姿勢を評価し、大型延長契約を提示したという。ポールのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼らはADのことを理解しているし、彼の労働観を理解している。
何度か怪我があったが、彼が努力を怠ったがための怪我ではなかった。
キャンプにオーバーウェイトで来たわけでも、怠惰な様子を見せたわけでもない。
怪我は偶発的なものだった。
ゲームにはつきものだ。
レイカーズはそのこと(怪我の歴史)に執着しなかった。
彼らのプレイスタイルと、ADが何をもたらせるかを考えると、延長契約はチームにとって重要だったんだ。
デイビスは怪我などにより過去3シーズンで132試合を欠場している。
だが、ポールが指摘したように、デイビスの怪我は相手との接触によるものばかりであり、まさに不運だったと言えるだろう。
レイカーズにとってはリスクある契約かもしれないが、デイビスはリーダーとしてチームメイトたちを牽引し、3年1億8600万ドルの延長契約に値することを証明するに違いない。
なお、デイビスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 56 | 660 |
MP | 34.0 | 34.4 |
PTS | 25.9 | 24.0 |
TRB | 12.5 (キャリアハイ) | 10.4 |
AST | 2.6 | 2.4 |
STL | 1.1 (キャリアワースト) | 1.3 |
BLK | 2.0 | 2.3 |
TO | 2.2 | 2.0 |
FG% | 56.3% (キャリアハイ) | 51.9% |
3P% | 25.7% | 30.0% |
FT% | 78.4% | 79.3% |