チームUSA選出のパオロ・バンケロ「オーランドではリーディングスコアラーだが・・・」
昨季のNBAルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたオーランド・マジックのパオロ・バンケロは、FIBAバスケットボールワールドカップに出場すべくチームUSAのキャンプに参加している。
マジックは再建期のチームである一方で、チームUSAにはすでにNBAプレイオフやビッグゲームを経験した選手が多いため、バンケロはマジックでの役割とチームUSAでの役割に違いがあることを認識しているようだ。
バンケロはチームUSAでの役割について、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
オーランドでの僕はリーディングスコアラーであり、主役のような存在だ。
だが、ここでの僕は他のことに取り組むことができる。
ディフェンス、リバウンド、パス、何であれゲームに影響をもたらすことができる。
僕はいろんなことでアピールできるんじゃないかな。
チームが必要としているなら、それを示すつもりだ。
バンケロはイタリア代表入りすると見られていたが、チームUSAのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルに説得され、チームUSA入りを決断。
また、バンケロの母親がかつてアメリカ代表の女子チームでプレイしたことも、チームUSA入りの決断に影響したという。
チームUSAは国際大会で常に金メダル最有力候補に挙がっている。
だが、前回のワールドカップは7位に終わっただけに、今回のワールドカップは金メダルを奪還する大会にしたいところだろう。
イタリア代表からのオファーを蹴ってチームUSA入りを決めたバンケロが、アメリカに金メダルをもたらす働きをすることを期待したいところだ。
なお、バンケロの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 |
---|---|
出場試合数 | 72 |
平均出場時間 | 33.8 |
平均得点 | 20.0 |
平均リバウンド | 6.9 |
平均アシスト | 3.7 |
平均スティール | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.8 |
FG成功率 | 42.7% |
3P成功率 | 29.8% |
フリースロー成功率 | 73.8% |