元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した。

ハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望み、シクサーズとクリッパーズはトレード交渉を続けてきたが、ハーデンは来季もシクサーズのユニフォームを着てプレイするかもしれない。

ESPNの記者によると、シクサーズはハーデンのトレード交渉を中止し、来季開幕に向けてハーデンをロスターに戻すことを計画しているという。

ESPN Sources: The 76ers have ended trade talks on guard James Harden and plan to bring him back to training camp for start of the season. The Sixers had periodic offseason conversations with the Clippers — Harden’s desired destination — but no traction on a deal materialized. pic.twitter.com/sJwXMsBYKW

— Adrian Wojnarowski (@wojespn) August 12, 2023

シクサーズはハーデンのトレードで相当な見返りを要求している一方で、クリッパーズはシクサーズの要求が「高すぎる」と感じ、トレード交渉は停滞していた。

ジェイムス・ハーデンとシクサーズの関係が悪化か？

シクサーズはハーデンをロスターに戻したいかもしれないが、ハーデンがシクサーズに復帰するとは限らない。

最悪の場合、ハーデンはシクサーズのユニフォームを着てプレイすることを拒否し、ベン・シモンズのような状況に陥るだろう。

果たしてこのストーリーはどのような結末を迎えるのだろうか？

なお、ハーデンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	58	1000
平均出場時間	36.8	34.8
平均得点	21.0	24.7
平均リバウンド	6.1	5.6
平均アシスト	10.7	7.0
平均スティール	1.2	1.5
平均TO	3.4	3.7
FG成功率	44.1％	44.2％
3P成功率	38.5％	36.3％
FT成功率	86.7％	86.0％