カイリー・アービング「オーストラリア代表としてプレイしたかった」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは、チームUSAの一員として2014年のFIBAバスケットボールワールドカップと2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場し、金メダル獲得に貢献した。
だが、もしマイク・シャシェスフキーがチームUSAを指揮していなければ、アービングはオーストラリア代表の一員としてプレイしていたかもしれない。
アービングによると、過去にオーストラリア代表入りを希望したものの、デューク大学時代の恩師であるシャシェスフキーに反対されたという。アービングのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
チームUSAでプレイしたとしても、僕は自分自身をインターナショナルプレイヤーと考えている。
そう話すと、僕の仲間たちは笑うかもしれないし、賛同しないファンもいるかもしれないね。
だが、僕はオーストラリアで生まれたんだ。
17歳か18歳の時に、チームUSAから話があった。
僕はオーストラリアのためにプレイしたかった。
だが、実現しなかった。
コーチK(シャシェスフキー)もそれを許すつもりはなかったんだ。
多くのNBA選手を擁するオーストラリア代表は、FIBAバスケットボールワールドカップでメダル獲得が期待されている。
現時点で金メダル最有力候補はチームUSAだが、もしアービングがオーストラリア代表入りしていれば、彼らはチームUSAに匹敵する強さを見せたに違いない。
なお、アービングの2014年FIBAバスケットボールワールドカップと2016年リオデジャネイロオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2014 | 2016 |
---|---|---|
G | 9 | 8 |
MP | 24.4 | 22.1 |
PTS | 12.1 | 11.4 |
TRB | 2.6 | 2.5 |
AST | 3.6 | 4.9 |
STL | 1.9 | 0.4 |
TO | 1.6 | 1.4 |
FG% | 56.3% | 47.7% |
3P% | 60.9% | 37.5% |
FT% | 83.3% | 90.9% |