アンゴラ代表のヘッドコーチがFIBAの帰化ルールに苦言「自国の選手を育成しなければならない」
FIBAバスケットボールワールドカップ2023には、多くのNBA選手が出場している。
中国代表のカイル・アンダーソンのように帰化して出場しているNBA選手もいる中、アンゴラ代表のヘッドコーチを務めるジョゼップ・クラロス・カナルスは、帰化選手が1名まで認められているFIBAのルールに不満を持っている模様。
カナルスHCはカール・アンソニー・タウンズ擁するドミニカ代表に敗れた後、帰化選手に関するFIBAのルールについて次のように苦言を呈したという。hoopsrumors.comが伝えている。
どの国も自国の選手を育成しなければならない。
僕はそう思っている。
代表チームに入っているのに、その国の言葉すら話せない選手もいる。
国外で生まれた選手が7~8人いる国もあるんだ。
タウンズの場合はドミニカに帰化したわけではなく、ドミニカ国外で生まれた。
ドミニカ代表のロスター12選手のうち、6選手が国外で生まれたという。
FIBAが帰化選手のルールを今すぐ変えることはないだろうが、もしカナルスHCがアンゴラ代表を勝利のチームに変えたいなら、帰化選手を探すのが最も早いのかもしれない。
なお、アンゴラ代表はワールドカップグループステージを1勝2敗で終え、セカンドラウンド進出はならなかった。