カナダ代表を銅メダル獲得に導いたシェイ・ギルジアス・アレクサンダー「懸命にやれば不可能はないことを示したかった」
NBAオールスターガードのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー擁するカナダ代表は、FIBAバスケットボールワールドカップ3位決定戦でチームUSAを下し、悲願の銅メダルを獲得した。
カナダ代表がワールドカップで銅メダルを獲得するのは、同国のバスケットボール史上初。
オリンピックを含めると、1936年の銅メダル以来初の国際主要大会でのメダル獲得となった。
ワールドカップオールスター5に選出されたギルジアス・アレクサンダーによると、ワールドカップを通してカナダの子供たちにインスピレーションを与えたかったという。ギルジアス・アレクサンダーのコメントをeurohoops.netが伝えている。
この大会は(NBAの)来季の準備の助けとなるだろう。
良い状態でシーズンを迎えることができる。
ずっとバスケットボールをプレイしているのだから、来季に向けて調整しなければならないことはそれほどない。
僕たちは満足しているよ。
子どもたちがインスピレーションを受けてくれたらと願っている。
だからこそ僕たちはプレイしているんだ。
懸命にやれば不可能なことは何もないということを彼らに示すためにね。
カナダ代表はこのワールドカップで銅メダルを獲得すると同時に、来年夏のパリオリンピック出場権も獲得した。
ギルジアス・アレクサンダーは、オリンピックで金メダルを勝ち取ることを目指すという。
僕たちはオリンピックで優勝できるように努力する。
僕にはその自信がある。
僕たちは本当に良いチームだ。
一緒にプレイすればするほど、もっと良いチームになるだろう。
ワクワクしているよ。
パリオリンピックにはヤニス・アンテトクンポやニコラ・ヨキッチ、ジョエル・エンビードなどNBAを代表するスーパースターも参戦すると見られている。
つまり、金メダルへの道はより険しくなるだろう。
だが、ワールドカップで自信をつけたカナダ代表の選手たちはオリンピックでも躍進するに違いない。
なお、ギルジアス・アレクサンダーのワールドカップ決勝トーナメントと順位決定戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | SLO戦 | SRB戦 | USA戦 |
---|---|---|---|
MP | 36 | 34 | 40 |
PTS | 31 | 15 | 31 |
TRB | 10 | 2 | 6 |
AST | 4 | 9 | 12 |
STL | 2 | 3 | 0 |
BLK | 0 | 1 | 1 |
TO | 1 | 2 | 1 |
FG% | 66.7% (8/12) | 50.0% (4/8) | 55.0% (11/20) |
3P% | 25.0% (1/4) | 0% (0/2) | 33.3% (1/3) |
FT% | 87.5% (14/16) | 77.8% (7/9) | 100% (8/8) |
+/- | +7 | -5 | +10 |