ジャマール・クロフォードがマイケル・レッドを推す「YouTubeでハイライトを見てくれ」
2000年にミルウォーキー・バックスに入団したマイケル・レッドは、ルーキーシーズンこそわずか6試合の出場にとどまったものの、NBAキャリア2年目の2001-02シーズンに出場機会が激増すると、二桁得点が期待できる選手に成長した。
レイ・アレンなど主力選手たちが他チームに移籍した2003-04シーズンには平均20得点以上を記録し、NBAオールスターに選出。
2008年にはコービー・ブライアントやレブロン・ジェイムス、ドウェイン・ウェイドらと共にチームUSAの一員として北京オリンピックに出場し、金メダル獲得に貢献した。
だが、レッドの知名度は決して高いほうではない。
しかし、NBA最強のシックスマンとして活躍したジャマール・クロフォードには強いインスピレーションを与えていたのかもしれない。
クロフォードはレッドがNBAで高い人気を獲得できなかった理由について質問されると、次のように答えたという。talkbasket.netが伝えている。
単に短期の記憶の問題だと思う。
マイケル・レッドを抑えるのは難しかった。
彼には左手から繰り出されるスリングショットがあり、彼は常に試合に備えていた。
僕がミシガン大学にいた頃、オハイオ州立大学にいた彼を見たことがある。
彼らは彼のことを「レッドガン」と呼んでいた。
なぜなら、彼は思うがままにスコアリングできたからだ。
彼はミルウォーキーにいたし、コートの外では控えめだったから、ファンは彼のことをあまり知らないのかもしれないね。
だが、子どもたちに伝えたい。
今日はマイケル・レッドのハイライトをYouTubeで見てみてくれ。
レッドは2020年のNBAドラフト2巡目14位で指名された。
ドラフト下位の選手としては、信じられないほど飛躍したと言えるだろう。
レッドは多くのNBAファンの記憶から消え去ってしまったかもしれないが、クロフォードのようにNBAとバスケットボールを深く愛した人々の記憶には残り続けるに違いない。
なお、レッドのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ミルウォーキー・バックス フェニックス・サンズ |
G | 629 |
MP | 32.0 |
PTS | 19.0 |
TRB | 3.8 |
AST | 2.1 |
STL | 0.9 |
TO | 1.5 |
FG% | 44.7% |
3P% | 38.0% |
FT% | 83.8% |