ウォリアーズ一筋8年のケボン・ルーニー「得意なことを磨くべき」
2015年のNBAドラフト30位でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したケボン・ルーニーは、NBAキャリア9年目を迎える今もウォリアーズに所属している。
近年のNBAではデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチやフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズのように多才なビッグマンが増えているが、ルーニーは彼らのように多才なビッグマンではない。
にも関わらず、NBAタイトルコンテンダーのウォリアーズで主力のひとりとしてプレイし続けている。
ルーニーによると、NBAで生き残るためにはスキルを増やすことではなく、得意なことに磨きをかけることが重要だという。ルーニーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
皆はあまりにもたくさんのことをゲームに追加しようとしすぎている。
本当に得意なことひとつに専念すべきだ。
それに磨きをかけろ。
結果的に大きな違いを生むだろう。
大学時代は機動力があるビッグマンとして活躍していたものの、NBA入りする前に腰を怪我し、健康を維持できる範囲で貢献できる方法を見つけ出したというルーニー。
負傷離脱する選手が多いウォリアーズにおいて、2シーズン連続で全試合に出場しているルーニーは、来季も縁の下の力持ちとしてチームメイトたちを支えることだろう。
なお、ルーニーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 82 | 449 |
MP | 23.9 | 17.8 |
PTS | 7.0 (キャリアハイ) | 5.1 |
TRB | 9.3 (キャリアハイ) | 5.6 |
AST | 2.5 (キャリアハイ) | 1.6 |
STL | 0.6 (キャリアハイタイ) | 0.5 |
BLK | 0.6 | 0.6 |
TO | 0.5 | 0.6 |
FG% | 63.0% (キャリアハイ) | 58.2% |
3P% | 0% | 16.9% |
FT% | 60.6% | 60.6% |