デイミアン・リラードがNBAの洗礼を浴びた瞬間とは?
2012年のNBAドラフト6位でポートランド・トレイルブレイザーズに入団したデイミアン・リラードは、ルーキーシーズンからチームを牽引するパフォーマンスを見せた。
だが、もしプレシーズンでの出来事がなければ、リラードは失敗のルーキーシーズンを送っていたかもしれない。
リラードによると、プレシーズンでフェニックス・サンズと対戦した時、当時サンズでプレイしていたゴーラン・ドラギッチからNBAの洗礼を浴びたという。
リラードは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕たちはフェニックスと対戦した。
当時はゴーラン・ドラギッチが先発ポイントガードだった。
プレシーズンの出来事だ。
彼は僕を打ちのめした。
ピック&ロールをかわそうとしたら、彼はプルアップジャンパーを撃ち、僕はファウルしてしまったんだ。
当時はデロン・ウィリアムス、クリス・ポール、トニー・パーカーのようだった。
もし彼があんなことを仕掛けてくるなら、僕は苦しめられるだろうなと感じたんだ。
すべてが彼の思い通りに進んでいた。
僕は「これはヤバイな」と思ったものさ。
あれがNBAの洗礼を浴びた瞬間だったと思う。
「簡単にはいかない」と思った。
誰もが実力者だということを実感したんだ。
リラードはキャリア2年目にNBAオールスターに選出されるなど素晴らしい成長を見せ、NBAを代表するスーパースターのひとりとなった。
リラードは来季どのNBAチームでプレイするか分からないが、ドラギッチがしたように、リーグ入りしたばかりのルーキーたちにNBAの洗礼を浴びせることだろう。
なお、リラードのルーキーシーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2012-13 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 82 | 769 |
MP | 38.6 | 36.3 |
PTS | 19.0 | 25.2 |
TRB | 3.1 | 4.2 |
AST | 6.5 | 6.7 |
STL | 0.9 | 1.0 |
TO | 3.0 | 2.8 |
FG% | 42.9% | 43.9% |
3P% | 36.8% | 37.2% |
FT% | 84.4% | 89.5% |