ジョエル・エンビードがジェイムス・ハーデンの状況に言及「解決することを願っている」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求している元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、現地2日に行われたメディアデーに姿を現さなかった。
ロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいるハーデンは、シクサーズがトレード交渉に真剣に取り組んでいないことに抗議を示す意味でメディアデーを欠席したと報じられている。
では、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードは、ハーデンを巡るこの状況をどう見ているのだろうか?
メディアデーに出席したエンビードは、「ヤニス・アンテトクンポがやったように、君はチームのフロントオフィスにプレッシャーをかけなければならないと思っている?」と質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。
難しいね。
どちらにも転がり得ると思う。
(フロントオフィスは)そういったことを決定することで給料を得ている。
だから、僕は彼らに任せる。
もし彼らが僕の意見を求めるなら、僕は自分の考えを伝えるだろうね。
だが、僕は彼らを信頼している。
どのチームにいようと、僕には勝利のチャンスがあると思う。
ロスターに誰がいようと関係ない。
そして、僕たちには素晴らしい選手がたくさんいる。
僕は今のチームに満足しているよ。
もし彼(ハーデン)がここにいるなら、僕たちは彼を愛しているし、僕たちと一緒にいてほしい。
彼がいれば、僕たちはもっと良いチームになる。
彼もそれを分かっているんじゃないかな。
この件が解決することを願っている。
もし解決しなかったとしても、目標は変わらない。
何も変わらない。
目標はチャンピオンになることだ。
ハーデンがトレーニングキャンプに参加するかは分からない。
だが、プレシーズンとレギュラーシーズンの試合を欠場するたびにサラリーの一部を没収される可能性がある。
ダリル・モレーはハーデンのトレードを実現させるべく動いていることを明かしたが、果たしてNBA2023-24シーズン開幕までに解決することができるだろうか?