NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードがポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求した時、マイアミ・ヒートがトレード先最有力候補に挙がっていた。

ヒートはタイラー・ヒーローをトレードパッケージに含め、リラード獲得を狙ったとされているが、最終的にリラードはミルウォーキー・バックスに移籍。

ヒーローによると、リラードがバックスにトレードされると知ったのは、指揮官のエリック・スポエストラHCとランチしていた時だったという。

ランチ中に電話が鳴り止まず、「僕はトレードされたかもしれない」と考えたというヒーローは当時を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

僕は、「コーチ、見てくれ」という感じさ。

「こうはなりたくなかった。だが、家族に何かあったのかもしれない」と思ったから、電話で確認しなければならなかったんだ。

ここから去らなければならないと思ったよ。

荷物をまとめてしまうところだった。

もし電話がヒーローにトレードを知らせるためのものだったら、ヒーローはスポエストラHCとのランチを中止し、帰宅していただろう。

ヒートーはリラードのトレード要求以降様々な噂や憶測に振り回されただけに、リラードのバックスへのトレードを知った時には胸をなでおろしたに違いない。