クリッパーズへトレードのジェイムス・ハーデン「僕はシステムプレイヤーではなくシステム」
NBAスターのジェイムス・ハーデンは現地1日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからロサンゼルス・クリッパーズへ移籍した。
クリッパーズにはラッセル・ウェストブルック、ポール・ジョージ、カワイ・レナードとNBAを代表するスター選手たちがすでにいるため、クリッパーズはハーデンにスコアリングではなく、パスとプレイメイクの役割を与えると見られている。
そんな中、ハーデンが自身のスタイルについて明かした模様。
クリッパーズ移籍後に初めてインタビューに応じたハーデンは、自身について次のように語ったという。hoopsrumors.comが伝えている。
チームをリードすると言っても、単に毎回シュートを撃つわけではない。
ゲームをコントロールすることだと思う。
コート上の僕はクリエイターだ。
僕には僕を信頼してくれ、信じてくれる誰かが必要だ。
僕はシステムプレイヤーではなく、システムそのものだ。
そのことを理解してくれる人間が必要だ。
僕は誰とでもフィットするし、優勝争いに貢献することができる。
個人のスタッツやそういったことは僕たちにとって関係ない。
そういう意味で、僕たちは同じ方向を見ているんだ。
ハーデンによると、シクサーズの一員としてNBAキャリアを終えたいと考えていたというが、シクサーズにはハーデン抜きの計画があると感じていたという。
クリッパーズは中4日のオフを利用し、ハーデンのコンディションとローテーションを確認する予定だ。
ハーデンは現地6日のニューヨーク・ニックス戦でクリッパーズデビューを予定しているというが、果たしてハーデンはクリッパーズのシステムとなり、チームをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導くことができるだろうか?