不調脱却のオースティン・リーブス「ディアンジェロ・ラッセルに感謝する」
NBAキャリア3年目を迎えているロサンゼルス・レイカーズのオースティン・リーブスには、レブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビスに次ぐ第3のオプションとしての働きが期待されている。
だが、リーブスは今季4試合を終えた時点で十分なパフォーマンスを見せることができずにいた。
しかし、ロサンゼルス・クリッパーズ戦の終盤にリズムを取り戻し、レイカーズの勝利に貢献。
リーブスによると、ディアンジェロ・ラッセルが苦しい時期も励まし続けてくれたという。リーブスのコメントをlakersnation.comが伝えている。
僕はひどいプレイをしていたわけではない。
ただショットを決めることができなかっただけだ。
コート上でチームを助けるためにできることは他にもたくさんある。
普通の人、もしくはバスケットボールをまったく理解していない人には分からないことだ。
人々はボックススコアを見て、「彼はFG15本中2本だ。最悪なプレイをしている」となる。
それはある意味正しい。
なぜなら、アスリートとして、選手として、ショットを決めたいからね。
僕は自分自身に高い基準を設けている。
キャリアを通して完璧なプレイをしたアスリートはひとりもいない。
こういったことが起こったら、乗り越える方法を見つけなければならない。
君たちも知っての通り、僕たちはマジック戦でビッグフィニッシュできた。
僕たちにはCウッド(クリスチャン・ウッド)、ブロン、ADがいた。
3番、4番、5番の彼らは僕たちにいろんな形をもたらしてくれる。
彼ら(クリッパーズ)はスモールラインナップで向かってきた。
前にも言ったように、僕たちはいろんなことができるチームであり、その場で理解できるチームだ。
特にブロン、AD、DLoは序盤にスコアリングし続けた。
それから全員がチームを助けるために少しずつ当たり始めたんだ。
ショットが入るのを見ることができて本当に良かった。
最初の1本を決めた後、6本連続で外した。
だが、ベースラインジャンパーを決め、スクリーンからジャンパーを決め、それからベースラインジャンパーを決めた。
本当に良い感じだった。
僕にずっと声をかけてくれたDLoに感謝する。
彼は「すべて忘れろ。君は本当に優れたバスケットボール選手だ。それを忘れるな。やるべきことをやれ」と言ってくれたんだ。
この日はジャレッド・バンダービルトとゲイブ・ビンセントの他、試合前に膝の痛みを訴えたトーリアン・プリンス、脳震盪の兆候が見られた八村塁が欠場。
そのためレイカーズは8人のローテーションで戦わなければならなかったが、タフな試合でリーブスがリズムを掴み始めたのは大きな収穫だったと言えるだろう。
リーブスが今後もリズムを維持し、レイカーズの勝利に貢献するパフォーアンスを見せてくれることを期待したい。
なお、リーブスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 5 | 130 |
MP | 31.2 | 26.3 |
PTS | 11.0 | 10.2 |
TRB | 4.4 | 3.1 |
AST | 3.4 | 2.6 |
STL | 1.4 | 0.5 |
TO | 2.8 | 1.2 |
FG% | 34.5% | 49.1% |
3P% | 21.1% | 35.6% |
FT% | 81.3% | 85.5% |