ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは今季、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代を彷彿とさせるパフォーマンスを見せている。

ここ数年は怪我とメンタルの問題により長期離脱を強いられ、強烈に批判されたシモンズ。

だが、シモンズのエージェントを務めるバーニー・リーによると、シモンズはヘイターたちを黙らせるために努力を続けていたという。

リーはシモンズについて次のようにコメント。USA Todayが伝えている。

過去24ヶ月間の彼はコートに立つことができなかった。

それが理由で非難されるようになってしまった。

彼はフィジカル面でプレイする準備ができていなかったし、復帰しなければならないという大きなプレッシャーを感じていた。

それが負けず嫌いの彼に火をつけた。

彼はコートに復帰してヘイターたちを黙らせたいと思っていたんだ。

リハビリに長い時間をかけたことにより、彼の精神は解放され、仕事に没頭した。

彼は人生、キャリア、このチームにおける彼の立ち位置をしっかり理解しているのさ。

シモンズのスタッツは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代と比べるとだいぶ見劣りしてしまう。

だが、プレイメイクとディフェンスについては以前のフォームを取り戻しつつあり、これからもチームメイトを巻き込むという彼の本領を発揮するだろう。

シモンズが完全復帰することができれば、ネッツは少なくとも昨季以上の結果を残すに違いない。

なお、シモンズのシクサーズ所属時と今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	2017-21	2023-24
G	275	5
MP	33.9	31.4
PTS	15.9	7.4
TRB	8.1	10.0
AST	7.7	7.2
STL	1.7	0.6
BLK	0.7	1.0
TO	3.4	2.8
FG％	56.0％	54.5％
3P％	14.7％	–
FT％	59.7％	25.0％