フィラデルフィア・セブンティシクサーズはミルウォーキー・バックスとのNBA2023-24シーズン開幕戦を落として今季を黒星発進としたものの、その後6連勝と絶好調だ。

先日はNBAオールスターのジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ジュルー・ホリデー擁する強豪ボストン・セルティックを下すなど、ジェイムス・ハーデンのトレードの影響を感じさせない戦いを繰り広げているシクサーズ。

昨季MVPのジョエル・エンビードによると、今のシクサーズにはエゴを持った選手がひとりもいないという。

トレードで新たに加わった選手たちについて質問されたエンビードは、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

このチームにはエゴを持った選手がひとりもいない。

セルフィッシュな選手がひとりもいない。

選手たちはただ幸せで、勝つことだけを心配している。

それのみが重要であり、そうあるべきなんだ。

エンビードがハーデンの名前を出すことはなかった。

だが、多くのNBAファンはエンビードの発言をハーデンに対する皮肉として捉えている。

ハーデンがトレードを要求した後のシクサーズはコート外の話題に振り回されてしまったが、トレードが完了した今はバスケットボールだけに専念できる環境になったに違いない。