ユタ・ジャズのNBAオールスターフォワード、ラウリ・マルカネンには、トレードの噂が浮上している。

ジャズはマルカネンを高く評価しており、現時点でトレードで放出する兆候はない。

だが、ジャズのバスケットボールオペレーション部門代表を務めるダニー・エインジは、チームの未来のためならNBAオールスタークラスの選手であっても躊躇なくトレードすることで知られている。

そのため、マルカネンには2月のトレード期限を迎えるまでトレードの噂が付きまとうだろうが、マルカネンはすでにトレードの噂への対処法を身につけているようだ。

トレードの噂について質問されたマルカネンは、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

僕にはトレードされた経験がある。

ドラフト当日の夜を含めると、正確に言えば3度トレードされた。

トレードされることを知っていた時もあったし、知らなかった時もある。

僕はバスケットボールのビジネス面を学んだ。

ただ毎日を大切に過ごし、仕事に取り組み、最善を尽くしてプレイすることが重要であることを学んだんだ。

何が起こるかは分からない。

前にも言ったように、僕はユタで過ごすのが大好きだ。

（複数のチームから関心を持たれているのは）僕の実績に対する褒め言葉さ。

どうなるか見てみよう。

ただし、これは強調しておきたい。

僕はここジャズで構築しているものを本当に信じている。

毎日を大切に過ごし、最善を尽くす。

僕にできるのはそれだけだ。

ジャズがラウリ・マルカネンをトレードで放出する条件とは？

ジャズがマルカネンをトレード市場に出した場合、多くのNBAチームがオファーを出すと見られている。

だが、ジャズは相当な資産とのトレードを要求する見込みであり、現時点でジャズの要求に応じることができるとされているのはNBAドラフト1巡目指名権や若手有望株を豊富に有するオクラホマシティ・サンダーのみだ。

果たしてマルカネンはジャズのユニフォームを着てプレイし続けることができるだろうか？

なお、マルカネンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	19	367
MP	33.1	30.8
PTS	23.3	17.6
TRB	8.6	7.2
AST	1.3	1.4
STL	0.9	0.7
TO	1.3	1.4
FG％	48.4％	45.7％
3P％	38.1％	37.1％
FT％	84.8％	85.7％