ダービン・ハムHCがレイカーズの問題点を明かす「ドランジションディフェンス、ファウルをしない、ターンオーバーしない・・・」
ロサンゼルス・レイカーズは先発メンバーを入れ替えて臨んだオクラホマシティ・サンダーで結果を残し、新たなローテーションに可能性を感じさせた。
だが、クリスマスゲームでボストン・セルティックスに完敗。
では、指揮官のダービン・ハムHCはレイカーズの何に問題があると感じているのだろうか?
ハムHCはセルティックスに敗れた後、レイカーズについて次のようにコメントしたという。lakersnation.comが伝えている。
出だしの我々は少し無気力だった。
長いロードトリップを終え、クリスマス休暇を過ごしたこともあり、前に進むのに少し時間がかかってしまった。
だが、序盤にも良い形がいくつかあったと思う。
ひどいターンオーバーもいくつかあったが、試合全体を振り返ると、彼ら(セルティックス)がショットを決めた一方で、我々は決めることができなかった。
だが、すごく良い形もあった。
選手たちは戦い続けてくれた。
出だしは厳しかったが、第2Qではかなり挽回した。
第1Qを良い形で終え、第2Qで挽回して互角の展開に持ち込んだ。
第3Qに入ると、彼らをフリースローラインに立たせてしまった。
第3Qの彼らのフリースローは14本だ。
前半はわずか9本だった。
それが大きな痛手となった。
彼らのような優れたチーム相手に早い段階でペナルティを取られる状況になると、遅れを取らざるを得なくなってしまう。
相手は我々がミスをするたびに代償を払わせるだろう。
トランジションディフェンスができていない時がある。
彼らにレイアップを決められてしまった。
マッチアップについてミスコミュニケーションがあった。
すると、アル(・ホーフォード)にコーナーからオープンスリーを決められてしまった。
やらばければならないことがたくさんある。
選手たちには試合後に話した。
我々のタレントのレベルや闘争心が劣っているとは思わない。
だが、細かいところから目をそらすべきではない。
細かいことを徹底してやらなければならない。
どれだけ難しいとしても、どれだけ疲れていたとしても、全力で戻らなければならない。
全力で走ってディフェンスに戻らなければならない。
そうすれば、相手に対して正面でディフェンスできる。
そしてファウルをしない、ディフェンシブリバウンドを諦めない、ターンオーバーしない、組織的なオフェンスに力を入れることが重要だ。
相手がキャム(・レディッシュ)を故意にオープンにするなら、彼はステップアップし、自信を持ってシュートを撃ち、もしくはドライブでスペースに入り込み、ペイント内に入ったらオープンの選手を見つけなければならない。
バンド(ジャレッド・バンダービルト)についても同じことが言える。
彼はプレイの切り替えをしなければならない。
もし誰かがショットを撃ち、相手が彼から離れているなら、彼はオフェンシブリバウンドを狙い、追加のポゼッションをもたらさなければならない。
速いプレイをすることが重要だ。
リズム良く判断し、粘り強く取り組まなければならない。
ハムHCによると、レイカーズは厳しい戦いを強いられているものの、12月のタフなスケジュールが影響していると見ているという。
レイカーズは現地28日にシャーロット・ホーネッツと対戦する。
イースタン・カンファレンス下位のホーネッツとの試合は絶対に落としたくないところだろうが、果たしてレイカーズはホーネッツ戦を現状打開のきっかけとすることができるだろうか?