スターター抜擢のジャレッド・バンダービルト「僕たちはアグレッシブにプレイしなければならない」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するダービン・ハムHCは先日、ポイントガードのディアンジェロ・ラッセルをセカンドユニットで起用し、ディフェンスに定評あるジャレッド・バンダービルトをスターターに抜擢する決断を下した。
レイカーズはディフェンス重視のファーストユニットで戦うことになったが、スターターのバンダービルトとキャム・レディッシュはアウトサイドシュートを得意とする選手ではない。
そのため、オフェンスにおいてはアンソニー・デイビスとレブロン・ジェイムスにより大きな負担がかかるだろうが、バンダービルトによると、ファーストユニットが成功するためには全員がアグレッシブに動きまわなければならないという。
バンダービルトはレイカーズのファーストユニットについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
アグレッシブにプレイしなければならない。
カットだったりドライブだったり、どのようなケースでもキャッチ&シュートの準備をしていかなければならない。
ブロンとADの周りを動き続けなければならない。
僕だけでなく、TP(トーリアン・プリンス)、キャム、僕たち全員がそうしなければならない。
カット、スラッシュ、オープンショットを決める。
彼らのゲームをもっと簡単にするためにもそうしなければならない。
僕たちがアグレッシブにプレイすれば、トランジションで相手を出し抜くことができるだろう。
それはディフェンスから始まる。
そうすれば、僕たちはもっと良いスタートを切ることができるんじゃないかな。
まずは良い練習からだ。
インシーズントーナメントや遠征などがあったから、練習の機会が少なかった。
今日の練習は僕たちを団結させるために必要なものだった。
練習とはそういうものだ。
軌道から外れそうになったら、練習で軌道に戻す。
この練習は僕たちにとってすごく大きかったんじゃないかな。
1月はホームゲームが多く、移動が少し減るから、もっと練習できる。
今の僕たちには大きなことだと思う。
インシーズントーナメント後のレイカーズは厳しい戦いを強いられているものの、シーズンを通してみればホームでは10勝4敗と好調だ。
つまり、ホームゲームが多い1月は白星を重ね、勝率を上げる絶好の機会となるだろう。
レイカーズの選手たちがまずは明日のシャーロット・ホーネッツ戦で練習の成果を見せてくれることを期待したいところだ。
なお、バンダービルトの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 10 | 254 |
MP | 16.0 | 20.4 |
PTS | 1.5 | 6.0 |
TRB | 4.2 | 6.5 |
AST | 0.6 | 1.4 |
STL | 0.4 | 1.0 |
TO | 0.3 | 0.9 |
FG% | 28.0% | 56.6% |
3P% | 0% | 26.7% |
FT% | 50.0% | 64.2% |