PJ・タッカーがトレードされなかったことに怒り?
ロサンゼルス・クリッパーズのベテランフォワード、PJ・タッカーは、トレードされることを強く望んでいた。
クリッパーズ移籍当時のタッカーにはディフェンスとコーナースリーでの貢献が期待されていたものの、十分な実績を残すことができず、ローテーションから外されてしまった。
タッカーは出場機会を得られるNBAチームへのトレードを切望していたというが、トレードが実現しなかったことに腹を立てているのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、タッカーはトレード期限の数時間後、SNSのストーリーに「これはすべてクソみたいなジョークだ」と投稿したという。
タッカーにはディフェンスの強化を必要としているミルウォーキー・バックスやフェニックス・サンズなどが関心を持っていると噂されていた。
だが、タッカーの今季のサラリー1100万ドルと来季の1150万ドルのプレイヤーオプションが足かせとなり、トレード交渉はまとまらなかったと見られている。
クリッパーズはタッカーをバイアウトで放出することを計画していないというが、NBAキャリアが残り少ないタッカーが飼い殺しにならないことを祈るばかりだ。
なお、タッカーのクリッパーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 12 | 867 |
MP | 14.4 | 28.5 |
PTS | 1.2 | 6.7 |
TRB | 2.4 | 5.5 |
AST | 0.7 | 1.4 |
STL | 0.5 | 1.1 |
TO | 0.2 | 0.9 |
FG% | 28.6% | 42.5% |
3P% | 27.3% | 36.5% |
FT% | 100% | 75.0% |