NBAタイトルを勝ち取ったチームは、ホワイトハウスを訪問することを慣例としている。

昨季NBAチャンピオンのデンバー・ナゲッツもホワイトハウスを訪問する予定だったものの、止むなく辞退することとなったようだ。

NBAインサイダーのクリス・ヘインズ記者によると、ナゲッツはウェスタン・カンファレンス首位の座を取り戻すことに専念するため、現地3月18日に予定していたホワイトハウス訪問を辞退したという。ヘインズ記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

デンバー・ナゲッツは第1シード獲得を優先している。

彼らはその順位でプレイオフに進出するために全力を尽くしたいと考えている。

彼らはその目標に向け、本当に真剣に取り組んでいる。

昨季王者は1月下旬にホワイトハウスを訪問する予定だった。

だが、バイデン政権のスケジュールに合わなかった。

そのため3月18日にリスケジュールされたが、彼らは3月19日にミネソタでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

第1シード獲得のために真剣に取り組んでいるナゲッツは、ミネソタでの試合を優先するためにホワイトハウス訪問を辞退するという苦渋の決断を下した。

今季のウェストは強豪チーム揃いであり、NBAプレイオフを勝ち進むためにもできるだけ上位シードを獲得したいところだろう。

もし現地18日にホワイトハウスを訪問する場合、ナゲッツは同17日にダラス・マーベリックスとのアウェイゲームを終えた後に首都ワシントンDCに飛び、その翌日のウルブズ戦に向けてすぐにミネソタに移動しなければならない。

強豪チームとの対戦、かつ移動による疲労を考慮すると、確かにホワイトハウス訪問辞退は適切な決定と言えそうだ。

なお、ナゲッツの今後10試合のスケジュールは以下の通りとなっている。

現地日付	対戦チーム	ホームorアウェイ
3/9	ユタ・ジャズ	ホーム
3/11	トロント・ラプターズ	ホーム
3/13	マイアミ・ヒート	アウェイ
3/15	サンアントニオ・スパーズ	アウェイ
3/17	ダラス・マーベリックス	アウェイ
3/19	ミネソタ・ティンバーウルブズ	アウェイ
3/21	ニューヨーク・ニックス	ホーム
3/23	ポートランド・トレイルブレイザーズ	アウェイ
3/25	メンフィス・グリズリーズ	ホーム
3/27	フェニックス・サンズ	ホーム