5試合連続で出場機会を与えられていないデロン・ライト「準備しておくだけ」
NBAキャリア7年目のベテランイントガード、デロン・ライトは、先月中旬にバイアウトでワシントン・ウィザーズを離れた後、昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートと契約した。
だが、ヒートデビュー戦となった現地26日のサクラメント・キングス戦で約35分間の出場時間を与えられたものの、先発ポイントガードのテリー・ロジアーが復帰したことにより出場機会が激減。
ここ5試合は「コーチの決定による欠場」を強いられるなど、難しい状況に置かれている。
だが、少なくとも現時点でライトが不満を持っていることはなさそうだ。
ライトは出場機会を得られない状況について質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。
できる限り準備しておくだけだ。
昨季ファイナルに進出したチームであり、僕はそうではない環境にいた。
だから、あまり不満を言うべきではない。
今はアジャストしようとしているところだ。
塞ぎ込んでいる場合ではない。
名前が呼ばれた時は常に準備万端でなければならないし、与えられた役割の中で最善を尽くさなければならない。
現地10日に行われたウィザーズ戦は、ジョシュ・リチャードソンとタイラー・ヒーローが怪我で欠場したにも関わらず、ライトに出場機会が巡ってくることはなかった。
ライトにとって難しい時間はまだまだ続きそうだが、限られたチャンスをものにすべく準備し続けることだろう。
なお、ライトの今季移籍前と移籍後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | WAS | MIA |
---|---|---|
G | 33 | 3 |
MP | 13.8 | 18.7 |
PTS | 4.1 | 5.0 |
TRB | 1.8 | 1.3 |
AST | 2.5 | 3.0 |
STL | 1.1 | 1.0 |
TO | 0.3 | 0.0 |
FG% | 39.3% | 44.4% |
3P% | 36.8% | 50.0% |
FT% | 82.8% | 83.3% |