ラマダンにより断食中のカイリー・アービング「飲食抜きで48分間プレイできるのはほぼ奇跡」
ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは、現地17日に行われた昨季NBA王者デンバー・ナゲッツ戦の最終盤に距離のある位置から左手でフローターを決め、マブスを勝利に導いた。
アービングのタフショットにはNBA界隈から称賛の声があがっているが、この日のアービングは空腹の状態でプレイしていたようだ。
アービングによると、今はラマダンにより断食中であるため、飲食しないままナゲッツ戦を戦い抜いたという。
アービングはナゲッツに勝利した後、ラマダンについて質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ラマダンは特別な月だ。
特別な時間だ。
苦しみをあまり考えないようにし、神との旅と自分の進む道に集中し、規律を保ち続ける。
困難な旅だ。
飲むことも食べることもせずに48分間プレイできるのは、ほぼ奇跡だ。
僕を守ってくれている神は間違いない存在している。
僕は神に感謝しなければならない。
NBAゲームは通常であれば夜に行われるが、この日は日が昇っている間に開催されたため、アービングは試合を通して飲食することができなかった。
アービングはすでに慣れているのかもしれないが、それでも簡単なことではないだろう。
なお、相棒のルカ・ドンチッチはアービングが断食したうえで決勝点を決めたことについて、次のように語った。
僕にはできない。
すごい。
前にも言ったように、彼は違うんだ。
彼は違う。