ビクター・ウェンバンヤマがパリオリンピックに向けて意気込み「金メダルを獲得できなければ失敗」
サンアントニオ・スパーズのNBAドラフト1位選手、ビクター・ウェンバンヤマは、今年夏に母国で開催されるパリオリンピックにフランス代表の一員として出場する見込みだ。
フランスがグループステージで対戦するのは、ドイツ、日本、最終予選トーナメントの勝者(ジョージア、フィリピン、ラトビア、ブラジル、カメルーン、モンテネグロ)だ。
グループステージの組み合わせを見る限り、フランス代表が決勝トーナメントに進出する可能性は極めて高いと言えそうだが、ウェンバンヤマによると、彼がオリンピックに出場する以上は金メダル獲得以外は失敗だという。
ウェンバンヤマはパリオリンピックについて次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
僕たちが勝つグループのように見えるが、トラップグループになる可能性もある。
アメリカ?
グループステージでもセミファイナルでも同じだ。
彼らが全力で参加するという事実は、僕にとって最高のことだ。
僕は2ヶ国や3ヶ国だけと対戦するより、各国のベストメンバーと戦うことを望んでいる。
僕がオリンピックに出場するなら、金メダルを獲得できなければ失敗だ。
僕たちならもっと良いチームになれるはずだ。
後悔がないプレイをすれば、目標に手が届くと思うよ。
フランス代表はウェンバンヤマとルディ・ゴベアというツインタワーで戦うと見られている。
ウェンバンヤマとゴベアがどう機能するかは未知数だが、少なくとも彼らのサイズは相手にとって脅威以外の何ものでもないだろう。
果たしてウェンバンヤマはフランス代表を金メダル獲得に導き、NBAだけでなく国際舞台でも大きな足跡を残すことができるだろうか?
なお、ウェンバンヤマはシーズンを終えた後、アメリカを拠点にしてオリンピックの準備を進めることを明かした。
シーズンが終わったら数日休養をとるつもりだ。
その後はオリンピックまでノンストップでトレーニングする。
フランスとアメリカを行き来すると思うが、アメリカで過ごす事が多いだろうね。
なぜなら、こっちのほうが施設が充実しているからだ。
ルディについては、(NBAプレイオフを勝ち進んで)遅れて合流することを願っている。