トリプルダブル達成を求めてドック・リバースHCに懇願したクリス・ミドルトン「あと1得点だったから・・・」

ミルウォーキー・バックスのクリス・ミドルトンは、現地24日に行われたオクラホマシティ・サンダー戦で11得点、10リバウンド、10アシストを記録し、NBAキャリア2度目となるトリプルダブルを達成した。
指揮官のドック・リバースHCはセーフティーリードを築いた第4Q残り4分の時点でタイムアウトを請求すると、ミドルトンなど主力選手たちをベンチに下げようとした。
だが、ミドルトンはトリプルダブルにあと1得点だったため、リバースHCにコートに出すように懇願。
ミドルトンは試合後、NBAキャリア2度目のトリプルダブルについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕がスタッツを追うことはほとんどない。
もし今夜、ドックに言っていなければ、達成できなかっただろうね。
あと1点に迫っていることに気付いた。
僕にコントロールできることだった。
そしてジャンプショットを決めることができたんだ。
NBAオールスターのヤニス・アンテトクンポとデイミアン・リラードを擁するバックスは一時調子を落としていたものの、ここ5試合で4勝するなどギアを上げ始めている。
もしミドルトンがトリプルダブルに迫るパフォーマンスを維持することができれば、バックスのNBAタイトル奪還の可能性は高まるに違いない。
なお、ミドルトンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2023-24 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 46 | 730 |
| MP | 26.4 | 31.1 |
| PTS | 15.0 | 16.9 |
| TRB | 4.4 | 4.8 |
| AST | 5.2 | 3.9 |
| STL | 0.9 | 1.2 |
| TO | 2.2 | 2.1 |
| FG% | 49.3% (キャリアハイ) | 45.9% |
| 3P% | 38.0% | 38.8% |
| FT% | 83.7% (キャリアワーストタイ) | 88.0% |


