ロサンゼルス・クリッパーズはシーズン中のトレードでジェイムス・ハーデンと獲得した時、勝てない日々が続いていた。

この状況を受け、元NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックは自らベンチ出場を提案。

すると、クリッパーズの状況は劇的に改善され、みるみる順位を上げていった。

ウェストブルックはMVPシーズンのような選手ではなくなってしまったが、彼が自信を失うことはないようだ。

ウェストブルックによると、NBAに彼より優れたベンチ選手はいないという。ウェストブルックのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

このリーグに僕より優れたベンチ選手はひとりもいない。

自分が何者なのか、ゲームに何をもたらすことができるのか、僕は分かっている。

僕がこのリーグに来て以来、僕と同じことができる選手はひとりもいない。

だから、僕はこの地位を築いたんだ。

誰も僕がすべての試合でそれができると思っていなかったんだ。

クリッパーズは現在ウェスタン・カンファレンス4位。

NBAプレイオフ・ファーストラウンドではルカ・ドンチッチとカイリー・アービング擁するダラス・マーベリックスと対戦する。

もしクリッパーズがマブスを下し、NBAプレイオフを勝ち進むことができれば、ウェストブルックに対する評価はますます高まるだろう。

なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	67	1161
MP	22.7	33.7
PTS	11.2 （キャリアワースト）	21.7
TRB	5.1	7.2
AST	4.6 （キャリアワースト）	8.2
STL	1.1	1.6
TO	2.1	4.0
FG％	45.4％	43.8％
3P％	27.3％	30.4％
FT％	69.6％	77.6％