デビン・ブッカー「僕たちは一丸とならなければならない」
昨年夏のトレードでブラッドリー・ビールを獲得し、ビール、デビン・ブッカー、ケビン・デュラントとNBAを代表するスターを3人揃えたフェニックス・サンズには、悲願のNBAタイトル獲得の期待がかかっている。
だが、ミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦と第2戦を落とし、厳しい状況に追いやられてしまった。
サンズではビッグ3が十分な働きをすることができていないが、ブッカーによると、サンズの選手たちは厳しい状況だからこそ一丸となって戦わなければならないという。
ブッカーはシリーズ第2戦を落とした後、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
互いに話をし、互いに責任を持たなければならない。
全員で戦っているんだ。
これまでのシリーズでは、状況が悪化した時に一丸となるのではなく、離れてしまっていた。
トップからボトムまで一丸とならなければならない。
解決策を見つけ出さなければならない。
ブッカーは不満が募っているのか、レフェリーに詰め寄ったり、チームメイトたちに冷たく当たったりと、コート上で好ましくない態度が見られる。
ブッカーによると、チームが苦戦しているがゆえのフラストレーションだという。
僕のフラストレーションはチーム内にある。
僕たちはプレイしなければならない。
僕たちは良いプレイをしているが、状況が悪化したら団結しなければならない。
シーズンを通してそうしてきたはずだ。
正さなければならないことがある。
サンズはスコアリングに強みを持つチームのひとつだ。
だが、ウルブズとのシリーズ2試合ではどちらも100点未満に終わっている。
この問題について質問されたデュラントは、次のように答えた。
解決しようとしているところだ。
何よりも、彼ら(ウルブズ)は本当に素晴らしいプレイをしている。
僕たちはこのスランプから脱出するために全力を尽くしている。
もう少し速いペースでプレイし、トランジションで抜け出すこともできるだろう。
だが、そのためには彼らを止めなければならない。
また、ビールが試合中に指揮官のフランク・ボーゲルHCに対して怒鳴り声をあげるシーンもあった。
ビールによると、彼とコーチの関係性には何の問題もないという。
僕たちだけの問題ではなかった。
試合で起こっていたことが問題だった。
チームとしての努力だ。
僕とコーチの間には何の問題もないよ。
ブッカー、デュラント、ビールはNBA屈指のスコアラーではあるが、プレイメイカーとしては十分ではない。
そもそもサンズにプレイメイカーと呼べる選手がほとんどいないわけだが、果たしてサンズはこの状況を打開することができるだろうか?
なお、ブッカーのシリーズ第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 38 | 42 |
PTS | 18 | 20 |
TRB | 2 | 3 |
AST | 5 | 5 |
STL | 1 | 2 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 1 | 6 |
FG% | 31.3% (5/16) | 46.2% (6/13) |
3P% | 33.3% (2/6) | 16.7% (1/6) |
FT% | 100% (6/6) | 87.5% (7/8) |
+/- | -15 | -24 |