ジョー・マズーラHC「我々はルカ・ドンチッチとカイリー・アービングを抑えるためにここにいるわけではない」
ボストン・セルティックスは悲願のNBAタイトルをかけ、ダラス・マーベリックスと対戦する。
マブスはNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチとカイリー・アービングを擁するチームであり、マブスを倒すためには彼らを抑えなければならないだろう。
だが、セルティックスを指揮するジョー・マズーラHCによると、ドンチッチとアービングを抑えることだけに専念せず、7ゲームシリーズでチームとして勝つことを考えなければならないという。
マズーラHCはドンチッチとアービング対策について質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
つまり、皆がそこに注目したがっている。
皆はゲームをつながりとして見ていない。
皆はもし彼らが良いプレイをすれば、彼らが勝つと見ている。
ターンオーバーやトランジション、セカンドチャンスポイント、オフェンスの実行力には目を向けていないんだ。
このシリーズでは彼らを抑えることが重要になるだろう。
彼らを完全に抑えることはできない。
だが、高いレベルでディフェンスし、試合を通して集中することが重要だ。
なぜなら、すべての要素が結果につながるからね。
彼らは9試合接戦だったし、我々は4試合接戦だった。
彼らとのシリーズは接戦になるだろう。
最初の3.5Qは最後の2分間と同じくらい重要だ。
ミネソタとダラスのシリーズを見てみると、結果は4勝1敗だった。
だが、ミネソタはそのうちの2試合、もしくは3試合では第4Qでリードを奪っていた。
我々は彼ら(ドンチッチとアービング)を抑えるためにここにいるわけではない。
完全なバスケットボールをプレイするためにここにいる。
すべてのポゼッションにおいて、それがどのような影響をもたらすかを理解することが重要だ。
彼らはスコアリングするだろう。
もし我々がコントロールできることをコントロールしなければ、勝利のチャンスは遠のくだろう。
セルティックスは圧倒的な強さでNBAプレイオフを勝ち進んできた。
オフェンシブレーティングは2位、ディフェンシブレーティングは3位、ネットレーディングは1位と、セルティックスの強さは数字も物語っている。
とはいえ、セルティックスが勝利したのは主力選手たちを怪我で欠くチーム(マイアミ・ヒート、クリーブランド・キャバリアーズ、インディアナ・ペイサーズ)が相手だった。
そのためセルティックスを軽視する声も少なくないというが、果たしてセルティックスはチームとして戦い、悲願のNBAタイトルを勝ち取ることができるだろうか?